双子ちゃんたちは、4月から保育園に行く。
知人のところは、2人のきょうだいのうち、下の0歳の子どもは入れたけど、上の2歳の子は入れなかったという。
今、上の子どもの預け先を必死に探しているそうだ。
4月から勤め先は決まっているから、かなり焦っているらしい。
その知人の家は親と同居だから、点数的に厳しかったのかなぁ。
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待機児童の件では、「日本死ね」という過激な怒りの匿名の投稿が話題になっている。
私も今回の出産のおかげで、保育園とまた関わることになった。
私の場合、産休で4月から復職予定で、親とは別居で、双子で1人は障がい児。
どういう点数のつけ方か分からないけど、2人とも同じ保育園に行くことができてありがたいのかもしれない。
ただこういう厳しい状況だと、2人分も枠をとってしまったことへの後ろめたさみたいなものを感じてしまう。
少子化で、ほとんどの学校は合併などがすすんでいる中、保育園だけが足りないという状況。
テレビでも討論されているのを見たけど、なかなか難しい問題だとか。
でも働かなくてはいけないお母さん達には「待ったなし」の問題。
何よりも国が優先して動いてくれなくては、自分達の努力ではどうにもならない。
上の子どもを預けた17年前。
同じ保育園にまた通わせることになったのだけれど、いろいろ変わったところもあった。
まずは入り口。
不審者対策のため、セキュリティがかかっていてインターホンを押さないと扉が開かなくなっていた。
昔はなかったなぁ。
あと連絡関係もメール配信になっていた。
小中高校は今や、当たり前だけど、保育園もそうなっていたのか。
やっぱり携帯がないと生きていけないような世の中に。
徹底的に違うのは、周りのお母さんたちとの年齢差。
20人近くいたお母さんのほとんどは、20~30代だったな。
私はいくつくらいに見えているのだろう。
もちろん昔この保育園に上の子どもが通っていたときは考えたこともないことだ。
実際登園を始めたら、軽く話題になっちゃうかな?
「昔、ここに子どもを通わせていて、今度は40代で双子を産んで預けてるんだって。1人はダウン症らしいよ。」みたいな。
それにしても、昔から変わらないのは園長先生。この人今いくつなの?
知ってる先生も3人いて、「先生まだいらっしゃったんですね。」と苦笑い。でも、なんだかほっとして嬉しかった。
本音は、まだ0歳では預けるのは早いと思っている。
でも、上の子ども達は2人とも高校生になる。
お金がかかる。私が働かなければやっていけない。
そして、この保育園のお見知り遠足の日が、お兄ちゃんの高校の入学式とバッティングしていることが判明。
お見知り遠足はあきらめないといけない。
年の離れた、かわいい赤ちゃん達だけど、どうしても、上のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちの行事などに振り回されるところもある。
それが、この子達の運命でもある。
今日保育園に来てた若いお母さん達とちょっと違うのは、そういうところかもしれない。
今、目の前にいるわが子を、この保育園に預けて、必死に生きていこうという新鮮なオーラが溢れている。
今の私は一通り経験してきたため、その必死さはないかもしれない。余裕とまではいかないけれど。
このちっちゃい双子ちゃんたちを預けなくていけないのは、かわいそうな気もするけれど、ただ家にいるよりはたくさんの刺激も受けるだろう。
私も子ども達の発達の悩み、自分の年齢的な悩みなどを保育園の先生たちに相談できるかもしれない。
できれば若いお母さんたちのいい相談相手になれるよう親しくなりたい。
4月から始まる保育園生活がどんなものになるのか。
慣らし保育の期間が思ってたよりも長かった。
最初の1週間は10時30分まで。次の1週間は12時30分まで。
その後、通常保育。
仕事復帰は4月18日からになりそうだ。
先日会社のほうとも打ち合わせを終えた。
なんとか復帰の形はできた。
ただ以前の正社員の形ではなく、パートになりそう。
障がい児も含めて2人の保育園児を抱えての復帰だからしょうがないかな。
自分にも無理がないように働いていくしかない。