熊本での震災後。
たくさんの芸能人がツイッターで発言して物議をかもしたり。
ホリエモンとか、尾木ママとか。
被災地に笑いは早いとか。
義援金についても偽善だとかなんとか。
熊本の人間からしてみれば、支援はありがたいと感じるけれども、特別テレビを自粛して欲しいとか、笑いは必要ないとかあまり考えてないんじゃないだろうか。
少なくとも私は、自分の許された範囲でお笑いを選択したり、ニュースを選択したりしているので、日本国中が自粛しなければとは思わない。
スポンサーリンク
そんな中、芸能人の方が避難所を訪れるニュースが時々ニュースで流れた。
そのうちのひとり、ナオト・インティライミさんも九州での公演が延期になる中、熊本の避難所に立ち寄り、被災者の前で「未来へ」を歌う映像が流れた。
特別ファンというわけではなかったけれど、この「未来へ」は、いい曲だなと思って以前から携帯にいれていた。
地震後、このニュースを見て改めて、曲を聴いてみた。
たまたまだけど、まるで今の熊本の状況を歌い、励ましているかの内容に心を揺さぶられ、車の中で号泣した。
今だにつらいことが続く中、それでも誰の前でも泣いてない私。
双子ちゃん達の前では、わざとふざけて笑ってる。
だから、車で運転中、誰も見ていない空間に入ると、涙があふれてとまらなくなる。
でも、この曲を聴いているとなんだか元気というか、少しだけ何か前に行けそうな気がしてくる。
「未来へ」
NAOTO INTI RAYMI ナオト・インティライミ
作曲︰ナオト・インティライミ
作詞︰ナオト・インティライミ
歌詞
思い通りにいかなくたって 上手に笑えなくたって
それでいい それでもいい でもあきらめたくないから
ときには風が吹いたって
そこには夢が待ってんだ
苦しみの先にある 輝く未来を信じて
あたりまえだと思ってた 日常が
あっという間に姿を 変えて 変えて
どれだけ涙流しても この不安は
ずっとのさばってる むしばんでる
なんで自分ばっか こんなつらい思い
いつまで我慢したら 抜け出せるの?
ちょっと 神様 人は皆 平等で だからいつか
報われると 信じてもいいんだよね?
思い通りにいかなくたって
上手に笑えなくたって
それでいい それでもいい でもあきらめたくないから
ときには風が吹いたって
そこには夢が待ってんだ
苦しみの先にある 輝く未来を信じて
いつもやさしくしてくれて ありがとう
心配ばかりかけて ごめんね ごめんね
どれだけその一言で 頑張れたか
あなたというすべてが 希望なんだよ
誰のせいでもない運命(さだめ)
恨む相手がいたら救われたのだろうか
でも今 あなたとならば
遠回りの 道の先に
ささやかな幸せ感じられんだよ
不安だらけの未来に立ったって
きっと光はあるんだって
乗り越える自信は今はまだないけれど
答えはどんな時だって
自分の中にあるんだって
不確かで孤独な旅 みんなも続けているんだろう
悔しさであふれた この感情吐き出したくて
やり場のない想いを 叫んでんだ
負けるもんか 負けるもんか
いつか笑えたらそれでいいさ
いつになっても構わないさ
明日が今日より 少しでもいい日になりますように
ときには雨が降ったって
そこには夢が待ってんだ
水溜まりに 青空映し 綺麗な虹が架かるように
さあ 自分を信じて 光り輝く未来へ