とにかく、がんばっていた。
多分、チーム1努力していた自信はある。
30代前半から始めた、ママさんバレー。
途中いろんな事があって、お休みした時期もあったが、
40代になり、子どもの事をきにせず練習、大会に行く事もでき
ほぼ毎日、「どうやったら、もっと上手くなれるのか?」と
考えていた。家では筋トレしたり、週1回の練習では足りないと
思い、いろんなチームにお願いして、週3回はボールに触るようにしていた。
チームの中でも代表者として4年目を迎え、チーム自体も
下のランクから這い上がり、Bクラスというところまで上がってきた。
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そんな矢先の妊娠。バレーの事は、真っ先に頭に浮かんだ。
「しばらく、出来ないんだなぁ。しばらくって、どれ位だろう?」
「復帰できたとしても、45才位かなぁ。」
少し、悲しい気持ちになった。
昨年、最後の練習日に、挨拶に行った。
みんな、体の事を気遣ってくれて、「まだ、若いんだけん、大丈夫!」
って声かけてくれた。嬉しかった。
最後にいつもの様に、体育館入り口で、
コートに「ありがとうございました!」
って挨拶して、体育館を出た瞬間、自分でもびっくりする位
涙があふれてきて、止まらなかった。家に着いて、息子が
「どうした??」って、びっくりするけど、まだ涙が止まらない。
こんなにバレーが好きで、体育館が好きだったのかと、改めて
感じた一夜だった。あれから、1ヶ月。まだ、ボールに触っては
いない。つらくなるから。
ただ、今回の妊娠は、もしかすると、バレー、バレーで、
仕事との間で体を酷使し、家庭の事、子どもの事を少しないがしろにしてきた
私への、警告のような気もしないではない。もう一度、大事ないろんなものを
見つめ直す時間を頂いたのかもしれない・・。