離婚届け
2月4日(日)~2月8日(木)まで高校生の息子がスキー及び、東京への修学旅行に行き、無事帰ってきました。
そして、2月9日(金)に離婚届けを提出しました。
約1年間弁護士さんを通しての協議を続けており、ある程度めどが立ったことと、県営団地への申し込み期限の関係で、ぎりぎりの日程での届け提出となりました。
現在の住まいは、元主人の持ち家なので、私は高校生の息子と、ダウン症Kくん、あと双子の姉Nちゃんを連れて3月中に団地へ引っ越しいたします。
すでに長女は家を出ており、別のアパートでの生活を始めました。
約20年近い結婚生活。
高齢出産を2年前に経験したあと、まさかこんなふうに家族がバラバラになるとは想像していませんでした。
しかし世の中には「仕方がないこと」があるのだと思い知らされました。
今はこの経験すべてが「ありがたい」ものだと前向きにがんばるしかないと思っております。
指輪切断
ところで、離婚届提出後、元主人の社会保険の資格喪失となったため、新たな国民健康保険の手続きなどバタバタとしており、1週間ほど「結婚指輪」をはめたままにしていることに気付きませんでした。
先日保育園で「お店屋さんごっこ」があり、双子のNちゃんが「おもちゃの指輪」を買って家に持ち帰ったのを見た瞬間、自分の指輪をとっていたなかったことにやっと気付き・・・・。
あわてて引っ張ってみたのですが、関節の部分から上に上がらず抜けません・・。
と思い翌日、洗剤、石鹸、油など塗りたくり引っ張りましたが、やっぱりダメでした。
だんだん指も、青黒くなり、皮膚もヒリヒリしてきました。
困った私はネットで「指輪抜けない」と検索してみました。
消防署で
そうすると、いくつも、「消防署で指輪切断が無料でしてもらえます」という書き込みがあるではありませんか。
と思いつつも、早速すぐ近くにある消防署に電話。
するとネットに書いてあった通り、「リングカッター」はありますので、直接来られてくださいとの返事。
その日のうちに伺うと、ソファに座らされ、同意書に住所と名前を記入させれらました。
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そしてひとりの消防員の方が、黒い事務用のとじひもを指と指輪の間に通し引っぱり、もうひとりの方が器具を入れ込み、ゆっくりとつまみを回すと、ギザギザがついた丸い器具が回りながら指輪に溝を作っていきます。
「痛かったら言ってください」と何度も声をかけられました。
正直、指環を引っ張られている力が強いのと、なかなか指輪が固く、時間も長くかかった(約10分ほど)ので痛みはあったのですが、ここまできてやめるわけにもいかないので、
と答えていました。
そしてなんとか無事、指輪切断が完了しました。
指輪が切れる瞬間の「パチン」という音はたぶん一生忘れることはないと思います。
Kくん、靴を履いて
そんなこんなで私が日々ばたついているなかで、ダウン症のKくんはゆっくり確実に「歩行」へ向けての成長を続けております。
先日の日曜日のお昼間、天気が良かったのでお散歩にでかけました。
いつもはNちゃんだけが、靴をはき、Kくんは私におんぶされるのですが、この日初めて靴を履かせて外を少し歩かせてみました。
途中座りこむこともありましたが、今までよりはずいぶんしっかり歩くことができるようになっていました。
あと少しだな!
春に向けて、明るい気持ちになりました。
しかしながら、最近のKくんは、「自我」も強くなってきたので、なんでも投げたりして怒られると逆ギレして大泣きしたり、わざと困らせるようなことをしたりしてかなり私も手を焼いております。現在2歳7カ月ですが、健常児の子の1歳半の子どもがやっていることをしているような感じですね。
「シングルマザー」となり、この双子ちゃん達をしっかり育てていけるのか年齢的にも不安はありますが、逆にこの子たちのおかげで頑張れるのだと思う今日このごろです。
さあ、引っ越しに向けて準備を始めなきゃ。