1ヶ月健診を迎えた。やっぱり双子なので、1人では行けなかった。
おばあちゃん(義母)に一緒に行ってもらうことに。
Nちゃんは、1キロ近く体重も増えてて特に問題なし。
ひとつ気になったのは、産まれたときは出べそじゃなかったのに、だんだん おへそが出てきちゃったこと。
でも、これはりきんだり、うなったりする子によくあることのようで、腹筋が ついてくれば、また引っ込んでくるので問題はないとのことだった。
3ヶ月経った今では、たしかにおへそはひっこんできた。
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Kくんは出生時から比べると、体重増加は300グラムほど。
でも、すこしづつ増えてきたので、この調子でがんばってくださいと。
ただ、Kくんに対しては、これから予防接種も、シナジスという高額な 注射を春まで打っていったほうがいいという説明とか、月齢にしたがって 眼科検査、整形外科の検査などをしていきますとのことで、やっぱり普通の子とは 違うんだなと思った。
子どもの健診が終わると、私自身の産科での健診。体に特に異常もなかったのだが。
事前に答えたアンケートを見ながら、助産師さんが個室で面談をしてくれた。
この面談で私は変わった。30分以上話してたと思う。Kくんの事でふさぎこんでた、悩んでた、誰かに聞いてほしかった気持ちを、この助産師さんは受け止めてくれた。
「高齢出産だけが、ダウン症の原因ではないですよ。この病院でも20代、30代の 方でダウン症の出産は意外と多いです。」
と助産師さんは言われた。そして、「Kくんは、きっと、この家に産まれてきたことを喜んでいると思いますよ。」と言われた。その言葉を聞いたとき私の目からは涙が あふれた。久しぶりに人の前で涙をみせた。
本当にこの家に産まれてきて良かったと、この双子ちゃんが思えるよう、家族みんなで育てていかなくてはいけないと心に誓った。