高校生になる上の2人の子ども達の子育て中には、入院ということがありませんでしたので、こんな小さい子どもが入院するとはどうすればいいのかと、少し戸惑いました。
双子のNちゃんのこともありますし、私も新しい仕事をスタートしたばかりです。
入院した当日はたまたま仕事が休みの日で、次の金曜日に1日行けば、また土、日、月曜日はお休みというシフトでしたので、入院初日の夜は私が病院に泊まることにして、Nちゃんや家のことは主人の母に任せる事にしました。
主人は仕事の帰りも遅いので、ほんとに主人の母との連携プレーがなければなりたたない生活が始まりました。
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入院初日は病室が空いておらず、控え室的なところにいくつもベッドが並んでいてそこに案内されました。
子どもが小さいので24時間付き添い体制ですが、親が寝る場所はありません。
夜は最初いすに寄りかかって寝ようとしましたが、無理で、結局ベッドの柵を上げKくんの横に小さくなってなんとか少し寝たような感じでした。
入院して点滴を24時間つなぎっぱなしになると、Kくんのあんなに下がらなかった熱は、すっと下がりました。
なので、夜泣きもあまりせず、近くのベッドの方にもあまり迷惑をかけずにすみました。
次の日には、隣のベッドに5歳くらいの子どもが、やはり肺で入院してきました。
離乳食にも対応していただけたので、良かったです。
金曜日、仕事に行く時間の少し前でおばあちゃんと(主人の母)と交代してもらい、私はシャワーを浴びて仕事に行きました。
仕事が終わると、Nちゃんを保育園に向かえに行き、お風呂に入れ、ミルクを飲ませ、Nちゃんと一緒に病院へ。
病院のベッドで横になり点滴につながれているKくんをNちゃんは不思議そうにながめます。
もう時間は19時前。
おばあちゃんと交代。
今度は再び、おばあちゃんとおじいちゃんがNちゃんを連れて家に戻ります。
朝からの大量の選択物。
高校生のお兄ちゃんはバスケの朝練のため5時30分にはご飯を食べさせる。
お弁当は3人分必要。
Nちゃんの保育園への送り。
こういう朝からの仕事があまりにも大変なので、途中からは、おばあちゃんが病院に泊まり、私が家のことをする日も出てきました。
こうやっておばあちゃんと交代を繰り返しながらなんとかやっていきました。
1人ではどうすることもできなかったと思います。
3日後くらいに、ようやく病室が空きました。
が以前より狭く相部屋でした。
そのお部屋で一緒になった子どもさんも双子と聞いてびっくり!
生後5ヶ月とのことで、1600グラムの未熟児で産まれたそうです。
もう1人との体重差が妊娠中から1キロくらいあり、産まれたあとも成長に差が出て今回も高熱が続き、目に少し異常があるかもしれないとのことで入院になったそうで。
生後5ヶ月で、いろんな検査で泣く姿を見てあまりにもつらく、誰もいないときにすすり泣いてらっしゃいました。
母乳はなんとか飲むけれども、ミルクも薬も受けつけず、どうしようと悩んでらっしゃいました。
双子のもう1人は実家のお母さんにみてもらっているとのこと。
地震のときは避難所にも行けず、3日ほど、車中泊をしていたなどの話も聞きました。
今回の入院で、普段は自分が知らないだけで、いろんな子ども、いろんな境遇のママ達がいることに少し気づかされました。
入院中、Kくんは心臓の検査をしましたが、こちらは異常がなくほっとしました。
なんとか1週間後に無事、退院の日を迎えました。
点滴からも開放されたKくんは、ころんころん自由に寝返りができて、嬉しそうです。
これから、ますます暑くなり体力的にもつらい日々が子ども達にも出てくると思います。
仕事も大事ですが、なんとか家族で協力しあいながら、この双子ちゃん達に無理をさせないよう気をつけていこうと思いました。
その後Kくんは少し薬を飲み様子を見ましたが、翌週からは保育園にも通えるようになりました!
ちなみに今回の入院での気になる費用ですが。
約1週間の入院で約8万円弱でした。
翌月になったら、区役所に行き手続きをすれば乳児の医療費は戻ってきますが、戻ってくるのは数ヵ月後ですので・・・。いったんは立替が必要です。
カード払いも可能とのことでしたが・・。
悩んだあげく、現金払いしました。
ちなみに、ダウン症の子どもでも入れる「コープ共済」に生後すぐ加入していましたので、今回の8日分の入院日が対象で共済金がおりました。
日額6000円×8日分です。
地震関係でもお金が必要なときでしたので、これは助かりました!!