特別児童扶養手当の認定について



ダウン症

特別児童扶養手当、2度目の却下

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先月の10月末、やっと、「特別児童扶養手当」の申請結果が届きました。

申請したのは、6月末でしたので、結果が届くまで4ヶ月!

前回1才過ぎで申請し、却下され、納得できず、県や市の福祉課の担当の方にいろいろ尋ね、申請用の診断書も、リハビリの先生にしっかり書いていただいての再申請でした。

4ヶ月も待ち、今度こそはと思いきや。

現実は甘くないといいますか、前回同様「却下」でした。

これだけやって、こんだけ待たされ、結局・・・。

特に今、我が家はひとり親状態で、育児でも金銭面でも非常につらい状態なので、前回以上にショックは大きく。

やはり、同じくらいの発達の状態での同じくらいの年齢のダウン症の子どもがいる家庭には出ているのに、うちには出ないのか・・・。

その思いは拭いきれません。

その知り合いのお母さんからも、「なんでもらえないの?」と言われます。

判断する側の基準、言い分ももちろんあるでしょう。

でも、「ダウン症」イコール「障がい児」ではない、という行政の態度が、そのときどきで、使い分けられている気がしてなりません。

現実的に、「ダウン症」の子どもを持てば、「リハビリ」「療育」は必至となり、「保育園」への入所も健常児より困難となります。

経済的に余裕のある家はなんとかなるかもしれませんが、我が家のような状態であれば私が働かなくては食べていけません。

しかし、たとえ合併症がなくとも、病気が重症化しやすく、過去にも軽い風邪から「肺炎」を起こし2度入院したり、仕事の休みをとって「リハビリ」に連れていったり。

通常通り仕事をこなしていくことができない状況にどうしてもなってしまいます。

「特別児童扶養手当」がうちの子にあてはまらないとしても、なんらかの支援があってはいいのではと思うのが実感です。

国は、「女性の社会進出」や「子どもを増やす」ことを推進する!!と、特に「選挙」の時などには叫んでいますが、実際子どもを育てている私たちにはなんら響いてはきません。

ある時は、「あなたの子どもはダウン症ですが、程度が軽いし発達が遅いだけなので障がい児とは認定しません」と判断され、
ある時は、「あなたの子どもはダウン症ですから、普通に保育園や学校で受け入れることはできません」と言われる。

「障がいの程度を判断する」

これは確かにあいまいで難しく、判断するほうも大変なのかもしれませんが、現状の制度のままでは、判断される家族側にも混乱が生じるものだと思わずにはいられません。

この現状の制度を当たり前と考え、私たちはいろいろ我慢していかなくてはならないのでしょうか?

これからも、Kくんのことで、社会との壁にぶつかっていった時、私はどう対処していけばよいのか、いろいろ不安になってきました。

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参考になるか分かりませんが、Kくんの今回の「却下した理由」は以下の通りです。
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K様は、知的障害・ダウン症と診断されています。
特別児童扶養手当制度において、知的障害の認定基準は以下のとおりです。

知的障害
1級 知的障害(おおむねIQ35以下)があり、食事や身のまわりのことを行うのに全面的な援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が不可能か著しく困難であるため、日常生活が困難で常時援助を必要とするもの
2級 知的障害(おおむねIQ50以下)があり、食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活あたって援助が必要なもの、

K様は、診断書によりますと、DQ54であり、思考障害や排泄・食事の問題の記載があり、日常生活は「全介助」であります。しかし、1歳11ヶ月現在では年齢相当であると考えられ、障害の状態として分からないところが多くあります。
上記のことから、現時点では非該当と判定させていただきます。
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★「1歳11ヶ月では年齢相当!!??」 → 意味が分かりませんが反論する気にもなりません。

うすっぺらい封筒に、

封筒

メモ紙サイズで1枚、

特別児童扶養手当の認定について

と、A4サイズ1枚計2です。

こんな感じです。

ちなみに、次回の「療育手帳」の審査判定年度は平成30年度となっているので、来年4月になったら、再度「児童相談所」にて障がいの再判定(現在はB2、生後8ヶ月時)を受けることが可能で、それからまた手当ての申請に行くことはできるのでしょうが・・・。

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