双子だし、なかなか療育センターというところに、Kくんを連れていけませんでした。
ダウン症協会の活動が土曜日お行なわれていたけど、いざ行こうと決断したとき、地震があって、今活動が止まっているらしく・・・。
療育センターでの活動は水曜日。
仕事を始めたら、多分行けない。
一度どういうことをするところなのか、見ておきたいと思いました。
今月5月の25日、やっとKくんを療育センターに連れていくことができました。
スポンサーリンク
活動は「グループ療育」というもので、そこには6人くらいのお母さん達とダウン症の子ども、そしてスタッフらしき人が2~3人。
とにかく初めてなので、どうしていいか分からない。
同じダウン症の子ども達と触れ合うのも初めてです。
とりあえず渡された申し込み用紙にいろいろ記入して、畳の部屋にあがり。
先に来ていたお母さん達が、いろんな話で盛り上がっている。
「年令はいくつ位のお母さん達なのだろう?」と思いました。
「もう何度もここに来られているのかなぁ?」
1人のお母さんが、声をかけてくださった。
「どれくらいですか?」
「10ヶ月です」
ちょっとびっくりされた。
ずりばいして、前にすすんだり、おすわりもどきをしたり、それらがすごいねぇ。と感心された。
ダウン症同士で比べるということが今までありませんでした。
早い、遅いなど基準はないに等しいと思っていましたが。
ここに来て、歩く事、話すこと、その他もろもろ。
やっぱり自分が考えているよりダウン症の子ども達の発達はゆっくりなのだと現実を見せられた気がしました。
個人差はあると思うのですが。
10時30分から12時までが活動の時間でした。
何をするかのプログラムは決まっているらしく、スタッフのかたがどんどん進めていかれます。
一番最初にあった、ベビーマッサージ。
お歌を歌いながら、体を触ってあげるのですが、その歌がちょっとはずかしくて歌えませんでした。
その後、自己紹介。
小さい子で、7ヶ月。
大きい子は2歳位の子ども達でした。
その後部屋移動して、ベランダに出てシャボン玉遊び。
風を感じて、シャボン玉を目で追ったり、つかまえようとする遊びが、発達を促す手助けになるのかな?
そして部屋に戻り、今度は小さな風船をいっぱい出して、うちわであおいで動かしてその風船をつかまえたりして遊ぶというもの。
Kくんは、どちらの遊びも楽しそうにしてたので安心しました。
唯一、トイレトレーニングといって、おまるに座る練習があり、その時だけは「キョトーン」としていました。
私も久しぶりにみた「おまる」
もちろんKくんは、初めての体験です。
いわれるがまま、なにがなんだかわからないままのあっという間の1時間30分でしたが、全体的にはなごやかな感じで良かったなぁと思います。
継続して来れば、お母さん達ともお友達になって、いろんな情報交換ができるかもしれないと思いましたが。
働かなくてはならない母にとって、厳しい選択です。
Kくんのために、いろいろしてあげたい気持ちと、お金がかかる上の高校生の2人の子どものためにも働かなくてはやってはいけない現実。
Kくんの療育もあきらめず、土曜日などに動ける場所を探そうかとも思っています。
帰りに風船をお土産にもらい、おうちでNちゃんと一緒に遊びました。