鉄拳の「パラパラ漫画」って今や世界中に知れるほど有名らしいですね。
私は以前息子の送別会用のDVD作成のため使える音楽を探していたときに、たまたま「fumika」の「Endless Road」の曲に合わせて、この「振り子」のパラパラ漫画がコラボしていて、つい泣けてしまい・・・。
それからはたまにこのパラパラ漫画を見ながら「EndlessRoad」を聞くのが楽しみになりました。
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昨日(1月25日)、TBSの月曜ゴールデン特別企画ということで「振り子」の実写版映画が地上波初放送となりました。
昨年2015年2月に公開された映画「振り子」。
小規模な公開だったけれど、豪華なキャストも集結!口コミで異例のロングラン!らしいです。
映画を見に行くことはできませんでした。
なので、あの鉄拳のパラパラ漫画がどんな風に映画になったのか気になってましたので、今回のテレビでの放送をとても楽しみにしてました。
内容は、高校生のサキと大介の出会いから、2人の結婚、出産、バイク屋の起業、倒産、出産、浮気、病気、死・・と。2人がたどる夫婦の物語を振り子時計がナレーションをつとめながら見守るストーリー。
時代背景は昭和から平成にまたがっているので、私くらいの年代の人が見ればとても懐かしく感じるシーンがたくさんあります。
この映画を見て一番感じたのは、「日常」の大切さ。時間は取り戻せない、限られたものだということ。
それと、夫婦の絆みたいなものでした。
夫婦がたどった人生は、ありきたりのものです。仕事がうまくいかない。だんなが浮気や酒におぼれる。お金に困る。など。
それでもサキは大介を笑顔でいつも迎え入れる。これはすごいなと思いました。
多分、私だったらできない。
そんなサキも倒れてしまい、今さら後悔してもどうしようもない大介。
それでも大介はなんとかしたいと必死にがんばりますが・・・。
途中でどうしても泣きたくなるシーンがいくつかあります。
それは自分の今まで生きてきた中で抱え込んだつらい思いが映画のシーンとシンクロするからだと思います。それだけ入り込みやすい映画です。
今こうしている間にも一秒一秒私たちは死に近づいてるんですよね。
過ぎた時間は取り戻せないからこそ今を一生懸命に生きる。限られたこの時間を。でもこの時間が限られているということを私たちはつい忘れてしまうように思います。
私たちから見れば、この主人公の大介は、だめだめなだんな様でしょう。
でもサキはこの結婚に後悔はしてないととても幸せそうです。自分で選んだ道にたいしてとてもいさぎがよい。
「振り子時計は、夫婦のようなもの」という言葉がでてきます。2人の共同作業で時を刻んでいく。
出演は、中村獅童、小西真奈美、武田鉄矢・・他にも他にも、山本耕史や武井壮や鈴木亮平、板尾創路などなどたくさん個性豊かなキャストがちょい役で出てたりして楽しめました。
そんなに重くなく、でも少し感動できる、見終わったあと自分の人生をちょっと見直すいいきっかけになる映画だと思います。
月曜ゴールデンを見れなかった、録画し忘れた方。
ちょっと見てみたいと思う方。わざわざDVDを借りに行かなくても大丈夫だと思いますよ。
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