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2016年の24時間テレビを見て思う「障がい」のこと

更新日:

昔から「24時間テレビ・愛は地球を救う」は見れるときには見ていたほうだと思う。

でも、やっぱり昨年ダウン症のKくんを出産してからは、番組に対する見方や思いが、がらっと変わった。

わかりやすくいうと、「他人事ではなくなった」感じ。

昨年は7月に双子を高齢出産し、1人がダウン症という告知を受けてすぐだったので、とても感傷的になっていて、ずっと涙しながら番組を見ていた気がする。

今年は、もちろん全部見れたわけではなかったが、感動しながらも、少し冷静になったり、「障がいってなんだろう」と考えながら見れた気がする。

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今年は「高畑 祐太」の事件でへんな注目を浴びた形になったけど。

毎年番組を見るたびに、「自分はほんとに知らないだけだな」ということに気づく。

「こんないろんな障がいがあること」

「障がい」があっても前向きに生きようとがんばっている、家族の姿など。

そうやっていろんな人達を番組で見ていると、「障がい」ってなんだろうと思う。

「五体満足でないこと」が障がいなのか?

先日、障がい者施設の入所者が何人も殺傷される恐ろしい事件があった。

犯人は「この世から障がい者がいなくなればいい」というような事を言っていた。

私から見れば、その犯人こそが障がい者なのではないかといいたくなる。

その犯人にはあまりにも呆れて、反論する気持ちにもならないが。

双子の1人、Kくんはダウン症だけれど、毎日「癒しの笑顔」を私たちに届けてくれる。

「ダウン症の子は天使」というと、反論もきそうだが、実際ふとした瞬間に、「この子は天使なのか」とほんとうに思ってしまうのだ。

人に勇気を与えたり、人を癒したりできる存在ってすごいんじゃないか。

障がいがあるなしに関わらず。

だから、「障害者」という漢字がきらいだ。

どうして「害」という字を使うのだろう。

障がい者=不完全で劣った存在、こういうイメージを払拭していける世の中になればいいと思う。

そのためには、障がい者と呼ばれている本人、家族もひけめを感じることなく、どんどんオープンに世の中にできることを発信していくことが大事なんだろうと、「24時間テレビ」は教えてくれてる気がする。

それにしても、「たい平師匠」、時間内にマラソン走りきり間に合ってよかったなぁ。

最後、武道館に入る直前で「笑点」のメンバーと、何度も周りにお辞儀をして・・・。

「それはいいから、早くゴールして~!これで間に合わなかったらどうすんの」
とテレビの前でハラハラして。

結局間に合って、ほっとしたけど、あの人柄の良さはすごいと思った。

それに今回は、地震にあった私たち熊本を励ますための企画もあり、嬉しかった。

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