35歳以上は高齢出産と言われますね。
わたしがこの双子を出産したのは、42才。
体力には、まあまあ自信があったのですが、やはり女性としても気になるのが「年齢のギャップ」でした。
それは妊娠して病院に通い始めたときからすでに始まりました。
妊婦健診にこられている方の多くはやはり20代くらいの方のようです。以前と違ってご主人の付き添いが多いことにびっくりしましたが。
かなり大きな産婦人科でしたので、待合室は予約制にも関わらずいつも10~20人近い人がいました。
「いったい私はみんなからは何歳に見られているのだろう?」
そんな事がいつも気になります。
一番もろにその年齢の差を感じたのは、出産後入院中に「お祝い膳の会」が病院で開かれて、同時期に出産したお母さん達と5人くらいで食事をしなければならなかったときです。
私以外は全員20代のお母さんでした。
みんな緊張してしゃべらないので、あえて私から高齢出産や双子ネタで場を盛り上げようとしたのですが、なんだかみんなに気を遣われている感じもして、、
こんな気持ちは自分が20代で出産したときにはほんとに感じることのなかった感情です。
気にしてもしょうがないのは分かっているのですが、どうしても気にしてしまいます。
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今双子ちゃんたちは生後7ヶ月に入りました。
双子で1人はダウン症ということもあり、さらに自分の年齢のこともあり、まだ育児サークル的なものには行く気になりません。
上の17才のお姉ちゃん、15才のお兄ちゃんを産んだ時も、あまり「ママ友」とか作らないタイプでした。
保育園に行ったり学校に行ったりし始めると、子どものつながりで自然に仲の良いお母さんと友達みたいにはなりましたが。
そんな性格なので、まだすぐには必要性を感じない育児サークルに足が向かないのです。
双子の会とかダウン症の会とかもいろいろあるようですが。
もしかすると、多分周りは自分が思っているほど気にしてないんでしょう。
それでも、どうしても感じてしまう「年齢ギャップ」
今からこんなんじゃ、先々どんどん双子ちゃんたちが大きくなって行った時はますます私の年齢も上がるわけだから、気にしてたらどこにも行けなくなっちゃいますよね。
授業参観のとき、「おばあちゃんが来てるよ」みたいに思われたくないなとか、自分の年齢を考えるととても憂鬱になってしまって。
男の人はここまで感じないのかな?
もしかしたら、この年齢になった今の私たちだから授かることができた「命」なのかもしれないと、運命的な前向きなことを思いながらも、現実ではちょこちょこ、どういでもいいことでへこんでいる私。
高齢出産した人は、「子どもと一緒にいる時間が普通より長くないだろうから、その分密に子どもと接し、大事にしなきゃ。自分達がいなくなっても自立していけるように育てなきゃ」と思う人が多いようです。
私もやっぱりそう考える日がありますね。
人の一生なんて、誰がいつ死ぬかなんて分からないのですが。
この双子ちゃんの成長とともに、端々で感じてしまうであろう他のお母さん達との「年齢ギャップ」。
それをどう自分なりに乗り越えていくのかは、今はまだ分からないです。
でも多分その事から逃げて身を隠すよりは、どんどん出ていって、いろんなお母さん、お父さん方と話していきながらお互いに世界を広げていったほうがいいのかもしれない。
分かってるつもりではいるんですが。。
4月から保育園に行き実際今より世界が広がってくると私の感じ方も違ってくるかもしれませんね。
暗い顔してると、ますます老け込んで見えちゃうから、なるだけ笑顔で、無理はせずに、なるだけ元気にがんばろう。
気にし始めたらきりがないですね。